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2006/10/20(金)
『大学生活の最大の不満』

IT Mediaニュースを見ていたら、大学教員として考えさせられる記事がでていたので紹介しておきます(記事内容は追記参照のこと)。


大学生活で最も不満なものは「講義」


なんだそうです。しかも、講義時間が多いとかそういうことではなく、「大学の講義が期待したほど面白くない」ところに不満があるようです。本学もそうですがどこの大学でも、90分の講義が毎日4コマ下手すると5コマ続きます。聞く一方の講義ではどうしても( ゚Д゚)ネムヒーと言いたくなる気持ちも分からなくはない…。自分もやはり大学生だったわけで、イロイロと当時の先生方にはご迷惑やら失礼やらあったと思いますので、綺麗事だけでは片付けられないことだなあと感じます。それでも、限られた時間の中で興味をもってもらおうと(自分の場合は)何のためにこの学問があるのかについての理解と再確認、独自の資料を作ったり、体験を語ったり、あるいは質問をしてみたり、小テストの実施などなど、、努力しているわけです。これについては、どの教員も常日頃努力していると思っています。
ただそれが学生さんのニーズやレベルに合うかどうかの点になるのかもしれません。例えば、いきなり専門用語ばかりを使って講義してしまったら、受講する側は???マークでいっぱいになるでしょう。教員にとっては当たり前の言葉も学生にとっては初めて耳にする言葉。使う言葉は気をつけなければいけないと反省することもしばしばです。一般に「特別養護老人ホーム」を略して「特養」といいますが、初めて聞く学生さんたちの前で「特養では~」とか口にしてしまい、反省することもたまにあります。あと、熱が入りすぎてしまうと、あれもこれもしゃべろう…と必然的に早口になってしまい、発した言葉をメモしきれなくなってしまうこともあり得ます。そういう点でも、教員はhot heart&cool headであるべきですね。


もちろん教員だけの問題ではありません。全員ではないですが(過去自分がそうでしたが)、夜遅くまでアルバイトしたり遊んだりして、寝不足状態で受講すると、どんどん教員の声が上の空になりいずれ子守唄になってしまいます。
90分ずっと集中していることは不可能ではありますが、講義中の先生の冗談や雑談、余談では肩の力を抜いて笑って聞く、本質にかかるところはひたすらペンを動かす…そんなメリハリを自分の中でつけることができることが学生さんに求められることなのかもしれません。
本学の椅子はプラスチック製なので、どうしても固く、長時間座り続けるのに適していません。他の大学でも木製だったりいろいろあるでしょうが、基本的には同じようなもののはずです。物理的な学習環境を快適に維持するためにもクッションはあったほうがいいと思いますし、精神的学習環境を整えるためにも、周囲に私語をしたり居眠りをする学生さんがいる場合、距離を置いたほうがよいと思います。もちろん、私語や居眠りは元々NGだとは思いますけどね。^^;


そういえば、自分が大学のとき、実技の「保健体育」とは別に、講義としても「保健体育」(科目名は忘れましたが)がありました。そのときの担当の先生が


「人間、集中力なんてどれだけ頑張っても30分しか続かない。だから脇道に話がそれるときは息を抜け。真剣に話してるときはちゃんと聞け。ただし、60分で講義は終わる」


一番最初にそう宣言したことは非常に印象深く残っています。
結局のところ、教員の資質や努力の問題と学生さんの受講の意気込み、両面の問題なんですよね。


記事では、理想の教員像として芸能人等が挙がっていますが、単発の講演であればきっと面白く聞けるでしょう。が、感性だけに依拠した話は受講者側のモチベーションにはなっても力にはなりません(福祉に関して言えば…です)。難しいでしょうが、やはり理論(客観性と科学)をベースにした実践体系を理解・体得しなければ、社会に出たときに「使えないヤツ」になってしまうでしょう。


やはり「教育は共育」です。学生さんが育っていくように教員も成長していくものです。お互いの成長と学びのフィードバックが大学の講義を面白くもつまらなくもするのではないでしょうか?…なんだか無難なまとめになってしまったかな?

 


大学生活、一番の不満は「講義」


2006年10月18日 20時57分 更新
 大学生活で最も不満なのは「講義」――ジャストシステムが10月18日に発表した、大学1年生に対するアンケートでこんな結果が出た。


 調査は、9月9日から11日にかけ、全国の大学1年生412人に対して、ネットで行った。


 今通っている大学に進学した理由のトップは「ブランドや魅力」(34.0%)、2位は「就職に有利だから」と「資格を取るため」が同率(33.5%)だった。


大学生活で楽しいことベスト5大学生活の中で一番楽しいことは「友人と遊ぶ」(28.9%)がトップ。以下「サークル活動」(17.0%)、「趣味を楽しむ」(16.7%)と続いた。




大学生活の中で不満なことベスト5大学生活の中で一番不満なことは「講義が期待したほど面白くない」(21.1%)がトップ。2位は「キャンパスが遠い」(16.3%)、3位は「特にない」(11.9%)となっている。




 大学生活の満足度は、100点満点で平均61.1点、講義内容の満足度は同56.6点だった。


 理想の大学教授は、上位から順に北野武さん、太田光さん、三谷幸喜さん、イチローさん、タモリさんだった。


 教職員412人に対する調査も同時に行った。今の大学に欠けているものとして挙がったのは、順に「研究環境への投資」(36.4%)、「大学改革の前向きな取り組み」(35.4%)、「大学自体のPR活動」、「社会に出て役立つ講義内容」(29.1%)だった。

出所:IT Mediaニュース

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