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2007/02/02(金)
『今日は第Ⅰ期介護実習、最終日』

2週間にわたる1年生の介護実習も、今日が最終日。最初の実習はコミュニケーションを中心とした実習です。実習を受け入れ、ご指導くださった福祉施設職員の方々には深く感謝申し上げます。そして、学生の皆さん、2週間お疲れさまでした(今日は頑張ってくださいね^^;)。

帰校日や巡回指導等で学生さんたちの様子をみて、気がついたことは折に触れて話をしているわけですが、今日はそのへんのことについて、自分の実習体験を思い出しつつツラツラと書いてみようと思います。


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学生さんたちの話を聞いていると、「コミュニケーションができるようになりたい」という自己課題を挙げる人がいます。ここでイメージしてほしいのです。

「コミュニケーションができた状態」ってどんな状態なのか?

ということを。逆に、コミュニケーションができていない理由を聞いていると、「話題につまる」、「何を話していいのかわからない」、「うまくしゃべれない」等が返ってきます。


うーん。
どうも、communication(意思疎通)をconversation(会話)がごちゃまぜになっているように感じてなりません。対象者理解を進める=communicationことを目的に、conversation(会話)等の手段を用いて接するのだと思うのです。学生諸氏が詰まっているのは、会話の方法論であってcommunicationについてではないように感じます。

例えばヘレン・ケラーのようなハンディ(見えない、聴こえない、しゃべれない)を持った方を目の前にしたとき、「会話ができません。コミュニケーションできません」と言えますか?どのような状態であれ、その人のニーズを充足する援助をしなくてはいけないのです。その人の表情や体の動きや多種多様なサインに気づくこと。理解すること。それがコミュニケーションだと思います。それには長い時間がかかります。2週間やそこらで体得できるものではありません。長い時間かけてそばにいて向き合って、ようやく分かってくるものです。現場の職員の方々も専門知識や技術を越えたところで「経験的にできるようになる」のだと思うのです。
だから、コミュニケーションができるようになる…のではなく、コミュニケーションに慣れてくることが大切なのだと考えています。

さて、「経験的に…」と書きましたが、100%経験だけで対象者理解ができるものではありません。そこには常に専門知識が基盤にあるのです。対人援助の専門知識、思い返してください。

援助者の基本的な姿勢として、バイステックの7原則を覚えたと思います。傾聴、共感…さまざまな専門用語をノートにメモしてきたはずです。それらを現場の実践の中で意識して用いることが現場実習での成果になります。
日々の記録を書くときに、「今日は最後まで傾聴できたかな」「あのひとの話に先入観や否定的な気持ちを持ったりしなかったかな?」「相手に傾聴の姿勢が伝わるような接し方ができたかな」…そんなことを思い出しながらペンを走らせてもらいたいと思います。課題をもって実習するというのはそういうことの積み重ねです。そして、その次のステップとして、”自分としてはそういう姿勢や態度を意識して接していられるようになったけど、それが相手にどう写っているのか”になっていってほしいと思います。福祉援助は自己満足ではないですからね。相手あっての援助です。相手がどう受け止めているのかを考えていく…そういう進歩に繋がってほしいと願っています。

もちろんコミュニケーションだけじゃなくて介護技術でも学びのプロセスは同じです。「準備や手順を大学で教わった通りにできたかどうか」の繰り返し(各施設のアレンジも体験しながら)→「一人ひとりの利用者の方に安全・安心・安楽につながる介護ができたかどうか」→「利用者の方が実習生の介護を受けてどう感じたかを確認する。ちゃんと安心を与えられる介護になっているかどうか」
そういうプロセスを経て、【修得できたかどうか】を感じてもらえればと思っています。

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