--/--/--(--)
『スポンサーサイト』
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)
2007/09/21(金)
『安易に負担を課す前に~「後期高齢者医療保険制度」への感想~』

『後期高齢者医療』来年4月から導入
75歳以上はみな保険料負担
2007年9月14日


 七十五歳以上を対象とした新しい医療保険「後期高齢者医療制度」が来年四月から始まる。高額な高齢者の医療費を抑えることが目的だが、一方でこれまで家族の被扶養者として医療保険料を支払っていなかった高齢者にも負担が課される。敬老の日を前に仕組みを整理した。 (杉戸祐子)
 「脳こうそくの後遺症で右脚が動かない。糖尿病だし、耳鼻科や眼科にも通っている。薬代だけでも月に六千円。介護保険料も五千円払っているのに、国民健康保険(国保)よりも負担が増えたらつらい」
 「おばあちゃんの原宿」東京・巣鴨のとげぬき地蔵で近所の女性(81)はこう嘆く。別の女性(81)は「私、息子の扶養家族なのに私も保険料を払うの?」と驚いた。
 同制度は「後期高齢者」と呼ばれる七十五歳以上の高齢者を現行の医療保険制度(国保など)から分離し、独自の新医療保険制度に加入させる。約千三百万人が対象で、昨年の医療制度改革に盛り込まれた。
 導入目的は医療費抑制。高齢者は慢性疾患が多く、一度に複数の医療機関にかかっていることが多い。別々に同じ薬をもらっているケースがあり、投薬の重複を避ければ医療費は抑えられる。また在宅医療にも目を配ることで長期入院を減らし、医療費削減を狙う。そのため世話役となる「かかりつけ医」的な医師をつくり、対応する。
 一方で、対象となる高齢者には負担が増える。現行制度では保険料を世帯単位で負担し、子どもや配偶者の被扶養者になっている高齢者は保険料を負担せず、窓口負担だけで医療を受けられる。だが新制度では介護保険同様、個人単位で加入するため、対象となるすべての高齢者が保険料を支払う。年金受給額が年間十八万円以上の人は年金から天引きされる。保険料支払いが滞ると保険証が使えなくなる。
 保険料は都道府県によって異なるが、厚生労働省は一人当たり月額平均六千二百円程度と試算している。これは国保の保険料とほぼ同水準だが、将来的には対象高齢者の増加で増額が見込まれている。
 被扶養者で初めて保険料を負担する人や低所得者には、制度導入から減額措置がある。患者の窓口負担は従来通り、所得に応じて一割か三割となる。
 問題点もある。東京都老人医療センターの井藤英喜院長は「後期高齢者の医療費負担の内訳が明確になる」と利点を認めるが、「保険料負担で年金生活者は生活が苦しくなり、必要な外来治療さえ受けられないという医療抑制が起こる恐れがある」と危惧(きぐ)する。
 NPO法人「医療制度研究会」副理事長を務める埼玉県済生会栗橋病院の本田宏副院長も「治療をあきらめる患者が出る」と懸念する。新制度についての問い合わせは、各市町村の高齢者医療担当窓口へ。


出所:中日新聞web

1週間ほど前の記事ですが、老人医療制度が変化する…という話があります。
現状でも、老人医療制度は75歳以上を対象にしているし、新制度になっても基本的に医療サービスそのものには変化がないので、目に見えて違うところは「保険負担がある」という一点に尽きるように思います。
確かに財政圧迫はあるんでしょうし、現実問題としてそれに対処するために租税以外から徴収できる…といえば社会保険制度を新設するしかないのは分かります。介護保険制度、障害者自立支援制度、そして後期高齢者医療。。。医療、保健、福祉に対する国家の読みの甘さなのか対処の遅れなのか分かりませんが、単純に高齢者の健康支援での国政のツケが国民に押し付けられているだけのような気がしてなりません。
なんのために、老人保健法で40歳からの「医療等以外の保健事業」が設けられているのでしょう。高齢期も健康で豊かに暮らしていくために、老人保健法を制定して健康維持のための取り組みをしてきたはずです。安易に国民にさらなる負担に課することを頼る前に、高齢者の医療負担を軽減するための予防支援について猛省と見直しをすることが必要なのではないでしょうか。健康維持に対する国民(特に壮年期以降)の意識を高めていくこと、具体的に健康を維持するためのプログラムを提供すること、老人保健法で実施されてきた保健事業を見直しして、高齢者が医療を極力必要とせずに健康な暮らしを営むことのできるプランを検討すること。その上で新しい社会保険制度の検討の議論が出てくるのであれば、、、と思ったりします。

記事にもありましたが、「必要な医療サービスを敬遠する高齢者が出てくるのではないか」そんな本末転倒なことにならないことを祈ります。
スポンサーサイト
横山じゅんいち
戦後、イギリスの社会福祉政策のスローガンですね。サッチャー首相のときに進路転向して、さらに進路転向したので、今のイギリスはこの制度姿勢ではありませんが。。。

とにかく、社保庁の不祥事はひどいものです。徹底的に悪事を裁いてほしいものです。
2007/09/21(金) 16:53:53 | URL | [ 編集]
かよ
昔、どこの国の制度か忘れちゃったけど「揺りかごから墓場まで」っていうのを習ったんですが。
「生まれてから死ぬまで国が面倒見ますよ」だけど「それ相応の税金を納めてください」て内容でした。
税金が悪いとは言いません。
だけど、あれだけ悪事が露呈して、これから納得して税金を納める国民がいるでしょうか?
あの方たちの横領金を返金してもらえば十分不足税がまかなえます。
まったく、おちおち歳も取れませんねv-40

はっ!オバチャンの愚痴みたいになってしまった( ̄ロ ̄;)
「か、かよ、老後の事なんて考えてなぁ~い…ウフっ」
2007/09/21(金) 16:47:56 | URL | [ 編集]












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。