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2008/11/03(月)
『一方的な見方ではなく』
今、介護福祉学科の2年生が実習中です。あと1週間となりました。
職員さんを交えたカンファレンスで、学生さんの話を聞いてアドバイスをする…そんなことをしてきています。先週のカンファレンスで、職員さんが学生さんにアドバイスされていたのは。

「君が話したことは、教科書にも載っている大切なこと。理想と言っていい。それと反したことを見たからといって、それが即悪いことだと決め付けるのはどうだろうか?全ての方にそれをしているなら、施設の処遇としてはすぐに改善しなければならない。だけど、君が見たのは1事例。君のいう理想的なやり方ができるように会議に会議を重ねて、一人でも多くの人がそうならないように工夫している。だけど、それではどうしようもない事例もでてくる。それが現実の現場だ。一つを見て全てを判断するのではなく、”なぜこの人だけなのだろう?”と思って欲しい。1をみて10を判断するような短慮では介護はつとまらない」と。

人間も正面から見れば「この人は、まっすぐな黒い髪が30cmほどあって、真一文字のまゆげに一重の目が二つ、団子のような大きな鼻に、薄い唇でヒゲはない」(誰…ではなくたとえですよ?)わけですが、後ろから見る人にとっては「そんなわけない。黒い髪の毛が全体を覆っていて、肩まで伸びている。毛先15cmはカールしている」…同じ人間を見ても、どういう視座に立つのかでまったく変わってきます。
ひとつの出来事を見たとき、ひとつの切り口ではなく複数の切り口を考えてみる。そうやって初めて最もその出来事に対処するのに相応しい「総合的な判断」ができる…そういうものです。

自分も院生のときに、指導教授に毎回同じこと言われて怒られていましたね。「いろんな視座や切り口を考えた上で、横山君が注目した切り口こそが研究の独自性なんだぞ」と。これだけのことなのに、ゼミ発表の際はいつもそのことを指摘されてきました。自分の勉強不足と理解不足に落ち込んだものです。今も…勉強不足と理解不足は継続改善中ですけどね。

学生さんたちも、何度も何度も同じこと言われて怒られて、気づいてください。いつ気づくかじゃないんです。早いか遅いかの問題ではなくて、気づくことそのことが大切なんですよ。そこに気づくことができたら、必ずステップアップできると思います。
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