--/--/--(--)
『スポンサーサイト』
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)
2010/03/18(木)
『原因の大半だけれど、それが全てではない』
昨日報道された、大阪の「揺さぶり殺害」事件。追記にlivedoorニュースからの記事を載せてみました。
他の報道でも「揺さぶったら命に関わることを知っていてやった」といった内容のことがあったように思いますが、本当に悼ましい事件です。

ストレスに苦しむ育児の問題…これは親自身の問題です。親になる覚悟や親としての意識が欠如しているだとか、心身ともに成熟しておらず依存体質が抜けていないだとか、そういう原因は確実にあると思います。この事件でも「育児をしない夫へのストレス、育児そのものへのストレス」が動機だと報道されています。

”夫は職場でがんばり、家庭ではリラックスしたい。妻は日中は母として子どもと接し、夫が帰宅すれば母であり妻であることが求められる”そんな状況が往々にしてあります。そうなると、女性にだけ負担が増すことになり、余計にストレスが溜まります。男性側にとっても、「親である以上、家庭は安らぎの場というだけではなく、家事・育児をする場」である意識は当然必要になります。むしろ、核家族化・身近に助けてもらえる家族がいないという意味では、夫婦の役割分担ではなく、役割の共有こそが注目されるべきです。
この事件を通して、事件を起こした妻側の問題だけではなく夫側の問題にも目を向けて現代社会の家族のあり方を考えることが必要でしょう。


ですが、親だけを責めればいいのか?というと決してそうではありません。
核家族化によって、(大家族であったときよりも)家族の力は大幅にダウンしています。しかし、育児や家庭の維持には大きな力が必要とされます。家庭内部でその力が補充できないのであれば、家庭外部から補填していくしかありません。その一つの手段として育児サークルや地域ネットワークといった、地域福祉でよく言われる「地域連帯」の構築をしていくことだろうと思います。隣近所と付き合いがないという希薄なコミュニティ意識が現代社会の特徴です。かくいう自分も隣に住んでいる人と…というか同じマンションの方々と全くといっていいほど交流がありません。すれ違わないというのもあるのですが。それでもゴミ捨てのときや朝等マンション住民の方とすれ違うときは、必ず自分から挨拶するようにしています(ある友人いわく「挨拶するなんて珍しい」だそうですが…)。

インターネットや携帯によって、直接交流を無理にする必要がなくなった昨今ですが、「古き良き時代への回帰」とまではいいませんが、住民同士の助け合いはこれからの社会にこそ必要になってくるのだと思います。自然発生的にその助け合いが行動にできなければ、ソーシャルアクション(=働きかけ)の出番です。

今回の事件では、ブログに育児の愚痴をこぼしていたといいます。
ネットでは愚痴を言えても、助けにはなりません。ネットで対処法を調べる事ができても、目の前でそれを見せてくれる先輩の存在にはかないません。インターネットは便利ですが万能ではありません。ストレスや生命に関する問題こそ、人に頼る。ネット社会と対人交流の社会のバランスをとれる地域づくりという課題もあるのではないか…と考えさせられます。

親の資質の問題だけではなく、地域づくりの問題としても、育児や福祉課題を解決していかなければなりません。


(livedoorニュースより引用)
逮捕の母、自身のブログに「綾音はお空へ帰っていきました」 堺女児虐待死事件

生後2カ月の長女の頭を揺さぶり殺害したとして、大阪府警に殺人容疑で逮捕された武中明日香容疑者(24)=堺市中区=が事件後、インターネットのブログに「(長女は)お空へ帰ってしまいました…」と書き込んでいたことが17日、分かった。育児のストレスで長女を殺害する一方で、ネット上では死を悼む母親を装っていた。
 ブログに書き込んだ日は不明だが、長女の綾音ちゃんが死亡した日付を書いた上で「二ヶ月しか生きられなかったけど、たくさんの大切なことをみんなに教えてくれました。綾音が生まれてきてくれた意味を考えて生きていきます」と記していた。
 一方、死亡前には「毎日慣れない育児に悪戦苦闘してます」との文章にハートマークや絵文字をちりばめており、育児に苦労しながらも、長女の誕生を喜ぶ様子を書き加えていた。
 また、自己紹介の欄には「好きなもの」として「子供の笑顔」や「頑張ってる人」などをあげる一方、「嫌いなもの」は「子供が泣いている顔」や「一人でいる時間」などと書き込んでいた。
 府警によると、武中容疑者は「育児疲れがたまって夜も寝られなかった。いらいらしていて子供がかわいいと思えなかった」と供述しているといい、ブログでも育児でのストレスをわずかにうかがわせた。
スポンサーサイト












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。